
以前より「社員教育で何かいい方法はないかなあ・・・」というご相談を多数受けることが多いのですが、そんなとき、私は決まってこう答えます。
「社長!従業員を恋人だと思って下さい」
「はあ!恋人?そんなの無理だよ。だって従業員はほどんどが男だから・・・」
「同性愛になって下さい」とは言いませんよ。
私が言いたいのは、「恋人のように従業員のことを想う」ということなんです。
貴方にも恋愛経験があるかと思いますが、そのときのことを思い出して下さい。
好きな人のことを考えると楽しくなったり、切なくなったりしますよね。
そして、今の自分にできる最高のこと(プレゼントやアドバイスなど)をしてあげたいと思ったことでしょう。
例えば、相手の誕生日には好みのレストランを予約して、プレゼントを事前に準備したりしますよね。
レストランの食事中やプレゼントをあげる瞬間はもちろん楽しい気分になるのですが、実はレストランを探したり、プレゼントを選んでいる、いわゆる準備期間も非常に楽しい時間なのです。
彼女や彼氏などがどうしたら喜んでくれるかなあ・・・
そこに愛が表現されてくるのです。
私は恋愛評論家ではありませんので、これ以上は言いませんが、従業員教育も同じこと。
まず、経営者が従業員を愛することから始めます。
これは彼氏彼女の関係よりも奥が深いし、責任重大ですよ。
だって、従業員の生活を支えているのは、経営者である貴方なのですから。
経営者が従業員の良いところを探して、そこを好きになる。
そして、従業員の良いところをさらに伸ばしてあげる。
恋愛で言えば、料理が好きな女性がいるとすれば、そこを褒めてあげて、よりおいしい料理を作ってもらえるようにサポートしてあげる。
例えば、料理教室を紹介してみたり、いざとなれば一緒に料理教室に通って、コミュニケーションを深める。
会社も同じ。
営業が得意な人がいたら、より一層能力を伸ばしてあげるために、外部研修に参加させたり、社長も一緒に参加するなど、やり方はいろいろあります。
そして、人間という生き物は「情け」や「恩」というものを感じます。
自分をこれだけ大切にしてくれた人ならば、一生ついていこうと思うのが普通です。
結婚だってそうでしょう。
そして、自分がこの人と一緒にいれば幸せになれる!
自分はこの社長と一緒なら仕事が辛くても頑張れる!
そう思ってもらえれば、貴方のビジネスは最高に上手くいくでしょう。
中小企業はネームバリューがありませんので、社長の人間性が大きな勝負になるということをしっかりと覚えておいて下さい。
逆に、最近離婚する夫婦が多いと聞きますが、これは自分の意見や希望しか言わないから、溝が深まるのです。
会社で言えば、離職率が高くなるのもこれらの原因が多いのです。
会社は人とお金が上手に回転しないと、最悪の場合、倒産してしまいます。
そうならないためにも、これからは従業員を愛するということを心に決めて下さい。
そして、それを従業員全員の前で経営者が発表して下さい。
「俺はみんなのことを愛しているぞ!」
これが人材教育の理念とも言えるでしょう。
恥ずかしがる必要はありません。
日本人は「愛してる」とか「好きだ」という言葉を恥ずかしがってあまり使いません。
だから愛情表現が下手!なんて言われてしまうのです。
騙されたと思って、明日の朝礼で発表・宣言して下さい。
最初は「社長何言ってんだ?」と思われるかもしれませんが、あとは「愛している」という言葉を具体的に行動で示していけば大丈夫。
貴方の恋愛経験を活かした社員教育をぜひやってみて下さい。
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