
最近は「なかなか求人をかけても、ぜんぜん応募がないんだよねえ・・・」とか
「応募は来るんだけど、いい人が来なくてねえ・・・」などというご相談をよく受けます。
「社長、何に問題があると思いますか?」と質問しても、「わからない・・・」という回答が90%。
すかさず私はこう言います。
「会社の内容や募集内容に魅力がないからですよ!」
たいていの社長は気を悪くします。
でもこれが現実です。
私に言われたくらいで、気を悪くしていたら、いい人なんて入ってきませんから。
まず人材採用が思うようにいかない会社は、自社の魅力をもう一度検証することから始まります。
自分の会社の経営理念は何なのか?
従業員が気持ちよく働いてくれる環境が整っているのか?
募集の仕方(求人誌やネット、ハローワークなど)が、貴方の会社で必要としている人材に合っているのか?
求人内容は同業他社と同じ項目になっていないか?
などなど・・・。
私がコンサルティングをする場合は専用のチェックシートがあるのですが、ほとんどの会社は50点以下。
これはコンサルティングのしがいがあるってもんです。
そこで、今回はちょっとだけ具体的手法をご紹介しましょう。
以下に2つの求人文章例をのせておきますので、貴方だったらどちらの会社に応募したいと思いますか?
■A社の事業概要(普通の求人広告)
社会保険労務士事務所(社会保険・労働保険の手続、人事・労務コンサルティング)
■仕事内容
社会保険労務士業務の補助
■勤務時間
9時〜17時(休憩1時間)
■勤務場所
横浜市青葉区
■給料
月給20万円から
■福利厚生
社会保険等完備
■B社の事業概要(頭を使った求人広告)
人事・労務コンサルティングに特化した社会保険労務士事務所
■仕事内容
@健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険等の申請書類の作成と指導
これらは法定書類になりますので、正確な書類作成業務をマスターすることができます。
A入社、退社といった人材の採用から教育、配置転換、賃金、労働時間、退職、解雇などに対する法的な対応方法やその解決策の提示
法律知識はもちろんのこと、その裏技や法律の抜け道なども実務を通じてマスターすることができます。
B従業員がやる気をだす賃金体系の構築やそれに伴う評価体系の企画、立案、サポート
通常の賃金体系ではなく、様々な手当や評価制度を自分たちで作り出していくという、難しくもやりがいのある仕事です。
あなたが作った賃金制度が、クライアントの従業員の生活を支えていくわけですから!
■勤務時間
9時〜18時(休憩1時間)
基本的には残業はありませんが、当社の従業員は常に仕事に対するモチベーションを高く設定していますので、業務終了後には自ら勉強したり、より効率的なコンサルティングができるようにと努力しています。
それでも平均的には21時頃には全員退社しています。
なお、毎週水曜日と金曜日はノー残業デーですので、所長からの「帰れ!」の一言でみんな嬉しそうに帰ります。
■勤務場所
横浜市青葉区新石川1-38-1ニューブリッジビル303
東急田園都市線・市営地下鉄のあざみ野駅より徒歩8分
けっして近いとは言えませんが、平坦なので歩くのにはちょうどよいです。
春には桜の木が見えますので、夜桜見物なんかもできますよ。
また、当事務所はテナントではなく、マンションの1室ですが、これは社労士業務の特性を考え、無駄な経費を支出するのであれば、その分を従業員に還元したり、次なる事業戦略への資金として当てていくためです。
■給料
3ヶ月の試用期間中は、16万円+交通費
4ヶ月目以降の正社員は、18万円+交通費からスタート
当事務所は実務能力のレベルを10段階に設定しており、レベルが1つ上がると昇給があります。
また、新規営業については歩合制を採用しており、1ヶ月あたり2件程度の新規開拓を行っています。
モデル賃金
30歳で社労士業務、経営コンサルタント全般がおおむねできる=当社基準レベル6の場合
35万円〜40万円+交通費
■福利厚生
労災保険・雇用保険は完備していますが、社会保険は完備していません。
これは法律上、任意加入となっているためです。
これ以外に、四半期ごとの打ち上げや、表彰式、資格取得支援制度、独立支援制度も用意しています。
所長がまだ31歳と若いのですが、今から5年後、10年後を考えての後継者育成に力を入れています。
いかがでしたでしょうか?
まず違うのは、内容の濃さ。
ボリュームが全然違いますよね。
こんなに書いて、読んでくれるの?と思うかもしれませんが、応募者というのは自分の生活がかかっているわけですから、必死になって仕事を探します。
そして、自分に興味のある職種には、すべて目を通しますよ。
その際に、どれだけ自分の会社の魅力を具体的に、しかも本能をくすぐるような書き方ができているかということが、求人募集での成功を分けてくるのです。
あなたが当社に入れば、こんなにメリットがあるんだよ!
当社にはデメリットもあるけど、それには理由があって、それを解決していくためにも、常日頃から努力しているんだよ!
という姿勢を見せてあげるのです。
なお、求人媒体によっては、こんなに長い文章を書くことができないという場合もあるでしょう。
そんなときは、キーワードだけを箇条書きにしておけばOK。
そして必ず、「一番最後に応募してみて下さい。他社との違いがわかりますから!」というコメントを入れるのです。
でもこんな重要なポイントをホームページに書いてしまったら、どこの会社も「一番最後に応募して!」となってしまうかも・・・。
まあ、そのときのために違う戦略も練ってありますから、心配しないで下さい!
もし違う戦略を知りたい!と思ったあなたは、必ず下記のメールフォームからお問い合わせ下さい。
そして最後に、離職率を低下させる方法を1つだけご紹介します。
ウソをつかないこと!
まずはこれだけです。
簡単でしょう!
でも実は難しいんですけどね・・・。
従業員にウソ偽りなく、説明していくことが、信頼関係を強めていく最強の方法なんです。
かっこつけてばっかりの口だけ社長は、すでに終わっていますから。
詳しい手法については、クライアントの皆様にだけお教えしますね。
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