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国民生活金融公庫とは、『国民生活金融公庫法』に基づいて設立された全額政府出資の政府系金融機関です。

民間金融機関から融資を受けることが困難な中小企業に対して様々な支援を使命としています。

これは国民生活金融公庫の行動指針にも表れています。

行動指針
・常にお客さまを第一に考え、使命感と責任感をもって業務にあたります。
・親切・丁寧・迅速な応対により、心のかよう接遇に努めます。
・皆さまとの対話を大切にし、そのご意見をサービスに反映させるよう努めます。
・規律の保持をはじめ、コンプライアンス(法令などを守ること)の徹底を図ります。
・コスト意識の徹底を図ります。
・時代の変化に即応できる広範な知識の習得に努めます。

                            国民生活金融公庫のホームページより抜粋


ここでのポイントも中小企業金融公庫と同じように、「一般の金融機関では融資できないような企業でも可能な限り融資してあげようね!」という使命が国民生活金融公庫にはあるということです。




 どんな種類の融資があるの?


国民生活金融公庫には他の政府系金融機関と比べて融資の種類が多いのが特徴です。

(1)普通貸付
事業に必要な設備資金や長期運転資金に幅広く利用できます。


(2)経営改善貸付
商工会議所や商工会などの経営指導を受けている会社が、経営改善に必要な資金を無担保・無保証人で利用できる制度です。


(3)特別貸付
普通貸付が広く中小企業を相手にしてくれているのと異なり、特別貸付は一定の条件に該当する中小企業のみ借入が可能になります。


といってもそんなに難しい条件ではありません。

創業や新事業展開、セーフティネットや地域支援など様々な場面で融資ができる体制を構築しています!

その他にもいろいろな融資制度を取り揃えているので、一度国民生活金融公庫のホームページを見てみましょう。

トップページを見るだけでも、けっこういい情報が仕入れられますよ!




 条件は厳しいの?


国民生活金融公庫は中小公庫や商工中金に比べて融資額が小さいものをメインに扱っています。

種類にもよりますが、4,800万円といった枠がありますが、実際の平均貸出額は800万円前後といえます。

したがって必ずしも担保を要求してくるとは限らない点が、他の金融機関とは大きく異なる部分でしょう。

言い換えれば担保がなくても保証人などを用意できれば借入れが可能となる場合が多いのです。

私の経験から言いますと、目安として1,000万円未満であれば担保がなくても借入れが実現する可能性はあるでしょう。

また、事業計画書も国民生活金融公庫のフォーマットに記入していくため、割と簡単に作成できます。

民間金融機関などでは書式がフリーフォーマットであるため、何を書いていいのかわからないという問題がありますが、国民生活金融公庫ならそのような心配もあまりないでしょう。

なお、借入希望額と貸出可能額に差が生じる場合は多々あります。

例えば、経営者としては1,000万円を借入れしたいが、国民生活金融公庫からは600万円しか貸せないと言われた場合、その条件を受け入れる方が無難でしょう。

その際にはなぜ600万円しか融資枠がないのかを必ず融資担当者に質問するべきです。

明確な回答を避けたり、ごまかそうとする態度が見られたら交渉の余地はありです。

を作成したり、時間を惜しまず窓口に出向いて交渉するなど様々な方法を駆使することで、融資可能性はでてくるのです。

そしてやはり最後には中小公庫と同じように、国民生活金融公庫の目的部分をちょっとだけアピールするのも1つの手でしょう。

民間で貸してもらえない企業のために国民生活金融公庫があるのです!




 国民生活金融公庫の攻略法は?


国民生活金融公庫の融資を申し込む際には、まず相談のアポイントをとることから始まります。

その後必要書類をそろえて、事業計画書などを作成しながら進めていきます。

一般的な流れは国民生活金融公庫のホームページにわかりやすく記載されていますよ!

このときに注意していただきたいのが、面談時の人数です。

金融機関側はおそらく若手の融資担当者が1名で対応してくると思いますが、こちらは必ず複数で行きましょう。

経営者はもちろんですが、融資の目的に応じて営業部長、技術開発責任者など今後の事業の核となるメンバーを同席させ、熱く語るのがベストです。

確かに融資実行の可否は売上高や営業利益などの数値を見ますが、融資担当者も人間ですから、頑張っている企業や経営者などには心を動かされるものなのです。

皆さんも一生懸命の人を見て嫌な感じは受けないでしょう。

その心理を応用してみましょう。

ただし、説明の際はある程度の根拠を示す必要があります。

なんの根拠もなく『この商品は売れる』とか『この事業は成功する』という思い込み戦略では絶対に貸してくれるはずがありませんので!




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